楽器の向き(左右について)
よくエチュードとかには、身体の正面に楽器を持って構えましょう。と書いてますが、誰にでも当てはまる事でしょうか?
これはアンブシュアの、唇に当る左右の位置に関係があります。
1つの例として、僕の場合を書きます。
僕のアンブシュアは右にずれています。正面に当たるプレイヤーは、むしろ少ないですね。リム、マウスピースの動画で確認できます。
ここで、考えて欲しいのは、マウスピースが唇の正面に当たっていれば、楽器は身体に対して正面を向きます。
しかし、マウスピースが正面に当たらない場合は、歯並びがU字形に並んでるので、当然マウスピースは左右にずれてる方向を向きますよね。
特にマウスピース全体が、唇全体に密着する事を意識すれば解りやすくなります。マウスピースが大きい楽器は顕著に解ります。
マウスピースが、正面を向かないなら楽器も正面に向かないですよね。
でも、セクションで1人だけ横を向くのはアンサンブルしにくいです。
なので、首や上半身を少しだけねじり、楽器が正面に向くように構えるのです。
そうすると、譜面台に対して椅子のセッティングが少し斜めになります。フルート、ホルン、バイオリンなどの方はこのセッティングが多いです。
で、上半身をちょっと捻って椅子に座って正面を見ると、不自然には見えません。
大切なのは、マウスピースと唇がいつも密着した状態を維持しようとすると、このようになるんですね。
人それぞれなので、ご自分マウスピースの当る位置、それに伴う楽器の向き、構え方を探してみてください。
びっくりするくらい、吹きやすくなりますよ(^^)
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