2024-02-28


自分の演奏の為に、レッスンの為に、いつも手元において読んでいる(練習している)本の紹介をします。
どの本も読んでいくと共通の考え方が浮かび上がっていきます。
素晴らしい本、楽譜です。
僕のウェブレッスンなどに興味がありましたら是非お読みください。

日本語版はほとんどアマゾンなどで簡単に手にはいります。
また国内で手に入りにくい楽譜、本などは僕はこのサイトを利用しています。
Hickey’s Music Center
ほとんどのものが手に入ります。CDも豊富です。僕はついつい買いすぎてしまってます(^^;)
送料が$25〜で2〜6日で到着します。
英語ですが簡単なので大丈夫です。

ここで注意している事は、翻訳本です。
翻訳は翻訳者の私感が入ったり、言い回しがややこしくなったりして、本来著者が伝えたかった内容が伝わりにくくなる場合があります。



アーノルド・ジェイコブスはかく語りき (パイパース刊)

シカゴ響のテューバ奏者だったA.ジェイコブスは超一流の音楽家であったばかりか、呼吸法や演奏心理の面で声楽家を含む世界じゅうの演奏家に巨大な影響を及ぼした名教師でもあった。70年間、数千人超の生徒に与え続けた膨大な量の講演の内容を項目別に整理した語録集。米国、ドイツではベストセラー!プロ・アマともレッスンに必携の名著!

「日本のすべての学生と私の仲間たちが、アーノルド・ジェイコブスのこのメソドから良質の刺激を受けるように心から願っている」 ヨハン・シュトレッカー、 ウイーンフィルハーモニー管弦楽団 バストロンボーン奏者


*この翻訳はちょっと言い回しがややこしく、原書を注文中です。


Song and Wind


Arnold Jacobs著書
ジェイコブスは生涯、本はこの一冊しか書かなかったらしい。
彼についての記述を読んでいくと、ややこしく言い回しや、論点がずれている文章が多い事に気がつきました。そこで、彼自身はどんな文章を書くのか気になって購入しました。僕は英語は中学生程度かそれ以下の英語力しかありませんが、十分わかる範囲のシンプルな言葉を使っていました。内容はオススメの本と同じような事でしたが、本人の意思と違う方向に行く場合があるのだな〜と勉強になった一冊です。
Advanced Band Method  (Hal Leonard刊)


上記のアーノルド・ジェイコブスが唯一書き残した楽譜です。複雑なエチュードでも何でもなく、音を出すだけなら中学生にもできるくらいのレベルです。それもそのはず、この「Advanced Band Method」は初心者のバンドの練習用に書かれたもので全パート分あります。その中でテューバだけにアーノルド・ジェイコブスがスペシャルスタディーとして19ページにわたって書いています。簡単な英文で注意する点を一つずつ示しています。
A "Singing"Aproach to the Trombone(and other Brass)
Charles Vernon

シカゴシンフォニーのバストロンボーン奏者C.ヴァーノンのエチュード。バストロンボーン奏者だけでなくすべての金管奏者の為に「歌う為のアプローチ」の方法が書かれています。上記のジェイコブスの考えがまんべんなくちりばめてあり、簡単な英文が書いていますので、理解しやすいエチュードです。
音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング

著者:バーバラ・コナブル
訳者:片桐ユズル・小野ひとみ

音楽を演奏するすべての人のために、「人のからだはどのようにできているか」「どうすれば自然にからだを使って音楽ができるか」について、全頁わたりユニークなイラストを使ってわかりやすく図解する。からだの自由と技術の獲得のための感受性を高める基本原理を説明した興味深い入門書。



音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと
豊かに響き合う歌声のために

著者:バーバラ・コナブル
訳者:小野ひとみ

呼吸は、歌を歌う人だけではなく、音楽を演奏するすべての人にとって非常に重要な行為である。本書は、人間に本来備わっている精緻な呼吸のメカニズムを豊富な図解によって明快に解き明かしており、音楽をするすべての人が知っておくべき情報が満載されている。

上記の2冊のおかげ(個人レッスンもたくさん受けましたが)で自分の体の使い方が理解でき、とても楽に演奏できるようになりました。余計な力を入れてしまったり、楽器の持ち方、立ち方、座り方、などなど、いつの間にか体のバランスが崩れていってしまっていたのですね。からだの仕組みを深く知る事により、体を上手く利用して演奏を心がけると楽に楽器のコントロールができるようになりました。楽に楽器のコントロールができるようになると、疲れにくいし音楽に集中できますので、良い事ばかりですね(^^)

演奏家のための「こころのレッスン」
―あなたの音楽力を100%引き出す方法 音楽之友社

バリー グリーン; ティモシー ガルウェイ (著)
辻 秀一; 池田 並子; 丹野 由美子 (翻訳)

自分自身が練習するときに、どこにポイントを置くか、レッスンの時に使う言葉、タイミング、いろいろな点に気づいて大きな成果となっています。生徒のレッスンにも役立ちます。

推薦文から
多くのプロスポーツ選手が用いるインナーゲーム。これを音楽家にも転用できるはずだとき気づいた著者が
3年かけて研究されたもので、読み応えがあった。購入時のイメージとは違ってかなり深く研究・実験・論証されているので研究熱心な指導者にオススメしたい。

これまで、がむしゃらに練習すればいいと思っていた。また、練習しても練習してもうまくならないと悩んでいた。練習はうまくいくのに本番やコンクールになるとアガッてしまって十分に実力が発揮できない、失敗したらどうしようと心配ばかりしてしまう。数々の悩みをまたたく間に解決してしまうレッスン方法を、実際の具体例を挙げて展開する。その秘訣は、まずは心の呪縛からの解放だった。

バジル クリッツァー (著)

徹底自己肯定楽器練習法
~幸せな音楽生活が始まる新しいアイデア~

吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室
〜今すぐできる・よくわかる アレクサンダー・テクニーク〜楽器演奏編

吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室
〜今すぐできる・よくわかる アレクサンダー・テクニーク〜メンタルガイド編

吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室
〜今すぐできる・よくわかる アレクサンダー・テクニーク〜吹奏楽指導編編

吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室
〜今すぐできる・よくわかる アレクサンダー・テクニーク〜コンクール・本番編〜

これらの本は、現在僕が教わっているアレクサンダー教師のバジル・クリッツァー氏の著書です。アメリカ人なのですが、京都育ちなので日本語ぺらぺらで、僕より的確に話し、文章にします。上記に書きましたが、翻訳していないのでダイレクトに彼の言葉で書かれています。しかも読みやすい!!

タイトルにあるように対象が中高生なので、シンプルな表現ですが、内容は非常に濃いものです。僕はレッスンに通ってますが、そのレッスンに十分匹敵します。たった千円ちょっとでアレクサンダーテクニークに触れる事ができます。

徹底自己肯定楽器練習法は、バジルさん本人が「傑作がかけた」とおっしゃっていたので、買いましたら納得の一冊でした。

バジルさんは今後も素晴らしい本を執筆されていく事でしょう。

ふと気がついた事は、上記のジェイコブス氏の本から始まって、表現の違いはあれども内容は同じって事です。面白いですね。