表現について

 表現がよく分からないと言うことを聞きます。審査員として何校も聴いても表現しているのはほんの数校です。f〜p,crece,dim,ten.marcなどアーテキュレーションを変えるのも当然です。

 よく音楽は言葉のようにと言いますが、自然に考えると分かるかと思います。例えば「はし」と読む時、橋、箸、端と意味によってアクセントが変わりますよね。ちなみに僕は茨城出身なのですが、茨城弁にはこの区別がないのです。かなり苦労しました(^^;)

 脱線しましたが、音楽にも自動的に付けるアクセントがあります。 

例えば 
1、1拍目。4拍子なら、強、弱、中強、弱、など基本ですね。 
2、ワルツの後打ちの2拍目 
3、マズルカなら3泊目 
4、シンコペーションになったらアクセントの移動 
など、基本的なルールが沢山あります。これらを守るだけで音楽的に聴こえてきます。

「おじいさんの古時計」を使った表現を感じる例

 まず表現は自然であることが一番です。もちろん例外もありますが、ここでは自然な表現を書いておきます。

「おじいさんの古時計」を最初の4小説をまず歌ってみましょう。
「🎶大きなノッポの古時計、おじいさんの時計🎶」まずはここまでです。

 この歌詞の中でどの歌詞を強調したいですか?普段の会話でも強調したい時はまず一段声を大きくしますね。 同じように「大きな」「ノッポの」「古時計」「おじいさんの」「時計」この5つの言葉で考えてみてください。

 実験しましょう。まず。「大きな」を強調したかったらそれを大きめの声で歌うのです。同じように「ノッポの」を強調したりして5つの言葉をそれぞれ強調して歌ってみましょう。どの言葉を強調すれば良いかは本当の正解はありません。 

 気づいて欲しいのは強調した言葉がたっぷりする、ということです。音楽的に言えば「タメる」ということですね。「テヌート」になるかも分かりません。そしてタメたら戻す。これが鉄則です。タメたままだったらテンポが遅くなりますからね。 

 ではそれを意識してもう一度強調する言葉を最初に決めて歌ってみましょう。強調の前はcrece,強調後はdim.をつけてみましょう。そうして歌うと音楽に流れが出てきませんか?これが表現する第一歩なのです。 

 お試しあれ!!

後日わかりやすく楽譜でアップいたします。遅くなったり、待ちきれなかったら直メールか掲示板に書き込んでくださいね。