ドレスデンからデュッセルドルフへと続く、希望と再生への道。
交響曲でたどる、シューマンのロマンティシズム
[チケット発売日] 会員8/31(火) 一般9/2(木)
2010年11月27日(土) 18:00開演(17:00開場)
【全席指定】 | 会員3,000円 一般3,500円 学生1,800円 |
500円、対象:1歳~未就学児、定員10名、要予約(2週間前まで) *未就学児は入場できません。 |
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【出 演】 | 沼尻竜典(音楽監督・指揮) トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ(管弦楽) |
【曲 目】 | シューマン / 交響曲第2番ハ長調op.61 交響曲第3番変ホ長調「ライン」op.97 |
みたかジュニア・オーケストラによるプレ・コンサートも同時開催!
17:30開演(TMPの前に公演)
【曲 目】 | シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ op.52より |
今年の沼尻竜典とTMPの定期演奏会ではシューマンの交響曲(全4曲)を2回にわけて取り上げています。2回目となる今回は、シューマンの「巨匠期」といわれるドレスデン時代(1844〜50年)とデュッセルドルフ時代(1850〜56年)に作曲された作品をお贈りします。
1830年代から作曲家として、また、時代の先端を行く音楽雑誌の批評家として活躍する一方で、次第に精神疾患の症状に悩まされるようになったシューマン。彼が療養のために家族とともに移り住んだドレスデンで作曲したのが第2番の交響曲であり、ドイツの交響曲の伝統を受け継ぎ発展させるという意欲溢れるスケールの大きな作品です。さらに、音楽監督として迎えられたライン河畔の都市、デュッセルドルフで作曲した交響曲第3番をお聴きいただきます。この作品はシューマン自身が名付けたものではありませんが、「ライン」という標題でも知られています。シューマンとライン川といえば、彼が晩年に身投げをした現場であることが連想されますが、この作品のインスピレーションは、ライン川上流の街、ケルンにある壮麗な大聖堂を見た時に得られたといわれており、希望に溢れ、明るく開放的な雰囲気が印象的な作品です。ドレスデンからデュッセルドルフへと続く、シューマンの希望と再生への道を沼尻竜典とTMPが描いていきます。
Vol.1(交響曲第1番、第4番)の公演アンケートより
沼尻さんの指揮はいつも安心して聴くことが出来るので、今一番大好きな演奏家の一人です。
今日の演奏会を“お持ち帰り”出来ないのが残念なぐらいです。(30代女性)
音の響きがとても良くて、包まれる様でした。交響曲第4番、最高でした。(40代女性)
交響曲第1番では、ヨーロッパのランドスケープが目に浮かぶようでした。(50代女性)
オーケストラの一体感が素晴らしかった。(50代男性)
若いエネルギーがほとばしるような演奏でした。(60代女性)